苫小牧市弥生町のアマチュア画家高橋大吾さん(58)の水彩画小品展が15日まで、表町の喫茶プロムナードで開かれている。趣味の渓流釣りで釣った魚や地元の風景などを透明感あふれるタッチで描いた力作12点が並んでいる。
同店での展示は1997年から続け、今回は一昨年から今年にかけて描きためた作品を並べた。
川を泳ぐイワナを落ちた桜の花と共に描いた「落花と岩魚」や後志利別川で釣ったアメマスのほか、北海道大学苫小牧研究林や苫小牧川河口の灯台も題材にした。「四季をテーマにさまざまな魚や風景を描いた。コーヒーを片手に楽しんでもらえたら」と話す。
苫小牧工業高校美術部出身。市内の画家星野恒隆さんに師事し、画歴は40年ほど。水彩画サークル「苫小牧みずゑ会」に所属し、創作活動を続けている。
平日は午前10時から午後5時まで。日曜は午後1時から、最終日は午後4時まで。