「ブラックアウト」が解散届 大阪府警 愛知拠点のトクリュウ

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  • 2025年6月13日

 愛知県に拠点を置く匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)「ブラックアウト」のメンバーが凶器準備集合などの容疑で逮捕された事件で、リーダーのタキワキ・マサキ・ラサイ容疑者(21)が12日までに、解散届を大阪府警と愛知県警に提出した。提出は10日付。府警捜査4課は解散の確証がないとして、今後も同グループの捜査を続ける。

 同課によると、ブラックアウトは昨年9月に立ち上げられた。当初のメンバーは10人程度だったが、現在は100人規模まで拡大。暴走族や愚連隊の元リーダーもいるとみられる。解散届には「メンバーの将来を考え、解散することにした」などと書かれていた。

 ブラックアウトは大阪のトクリュウと対立しており、タキワキ容疑者らは、危害を加える目的で東大阪市のマンション内に侵入し、ナイフや警棒のようなものを準備して集合したとして、先月逮捕された。

 同グループの逮捕者は11人に上っており、同課は大阪のトクリュウとの間に金銭トラブルがあったとみて全容解明を進めている。

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