北海道開発局室蘭開発建設部は7月1日から、白老川に架かる町道中央通りの白老橋を車両通行止めとする。老朽化した橋の修繕工事のため。規制期間は2026年2月中旬ごろまでの予定。歩行者は通行できる。
白老橋は1953年5月完成。町高砂町と町石山をつなぐ町内最古の橋で、長さ148・2メートル、幅員7・5メートル。橋脚や橋桁を支える床版、橋台などにひび割れや剝落、欠損などが起き、同建設部が「緊急的かつ高度な技術力を要する」として町管理の橋の修繕工事を代行する。コンクリートの打ち替えなどの補修を2026年3月末ごろまで行う。
同建設部の担当者は「不便をお掛けするが、一日も早い開通に向け工事を進める」とし、迂回(うかい)路として町道陣屋通りや国道36号などの利用を呼び掛けている。
また、白老町は8月から、町役場前踏切のロードヒーティング改修工事に伴い、車両の全面通行止めを予定している。規制期間は9月末ごろまで。