日本習字の講師を務める厚真町と札幌市、小樽市の女性3人による「三人展」が、同町表町の苫小牧信用金庫厚真支店で開かれている。信用金庫の日(15日)にちなんだ催しで、今年で2回目。23作品がロビーに並び、来店者の心を和ませている。7月31日まで。
書を通じて親交のある厚真町の中井紫竹さん(75)と札幌市の横山春翠さん(80)、小樽市の菅原虹苑さん(53)が作品を持ち寄り、17日に展示を始めた。
中井さんは「顔彩を使用し、色に濃淡や変化を付けて仕上げた」、横山さんは「源氏物語をイメージして古今和歌集の作品を書いた物もある」、菅原さんは「季節的に爽やかな雰囲気にした作品もあるので、多くの人に見てもらいたい」と話した。