苫小牧市内を中心に活動するオカリナサークル、エーデルワイス(倉田ナミ子代表)は14日、三星本店(糸井)のハスカップホールで「水無月コンサート」を開いた。150人の来場者が、優しい音色に耳を傾けた。
クラシックをはじめ、懐かしの歌謡曲、アニメソングなど13曲を披露。大小さまざまなオカリナとピアノの伴奏で、初夏を感じさせる爽やかな音色を響かせた。
テンポが速く、難度が高い「ルパン三世」やNHK連続テレビ小説「おむすび」の主題歌「イルミネーション」といった有名曲のほか、手遊びを交えた「茶摘み」の演奏などが会場を盛り上げた。
市内澄川町の安高浩子さん(77)は「曲の解説があって面白かった。お気に入りの曲を聴け、三重奏、四重奏のきれいな音色も楽しめた」と満足そう。倉田代表は「オカリナの音がホールに良く響き、気持ち良く演奏できた」と笑顔だった。