豊浦建設工業(本社豊浦町、金丸淳社長)は13日、企業版ふるさと納税を通じて苫小牧市の脱炭素化事業「ゼロカーボンシティプロジェクト」に50万円を寄付した。善意は脱炭素社会に向けて、小中学校への教育活動や再生エネルギー設備の導入拡大などに役立てられる。
同社は、2023年4月に苫小牧営業所を市ウトナイ北に開設したことを機に市への企業版ふるさと納税を始め、今回を含め計110万円を寄せている。
この日、金丸社長と苫小牧営業所所長でもある金丸健専務が市役所を訪れ、金澤俊市長から感謝状を受け取った。
社有車にハイブリット式電気自動車(PHEV)を導入し、太陽光パネルの電力で充電した電動工具を活用するなど、同社も脱炭素化を進めている。金丸社長は「地域に根差し、これからも地域貢献に努めたい」と話した。