苫小牧の明野柳町内会（鈴木俊文会長）は16日、夏祭りの企画会議を明野柳町総合福祉会館で開いた。役員のほか、明野中学校（岡元優校長）の生徒会地域活動局の生徒3人が参加し、合わせて11人でステージ発表案などを話し合った。

　夏祭りは8月10日にあけの公園（市明野新町）のグラウンドで開催し、ステージプログラムには同校生徒による30分の発表を盛り込んでいる。生徒との企画会議は、地域と学校の連携を強化しようと、同校に参加を呼び掛けて初めて実施した。

　同局のメンバーが生徒有志5組前後の出演を提案すると、町内会役員は歌や踊りなど特技の発表を希望した。同局ではこのほか、地域住民と一緒に楽しめる○×クイズや会場での出店開設などを提案した。

　積極的に意見を交わす中、同局の打田真也局長（14）は「ステージ発表への参加を、学校で積極的に生徒に呼び掛けていく」と話し、鈴木会長も「地域の人を巻き込んだ楽しい夏祭りをつくっていきたい。（生徒会や参加する生徒の取り組みを）全力でサポートする」と意気込んでいた。