日英「永続的な友好願う」 先の大戦にも言及―天皇陛下、英語であいさつ・晩さん会―

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  • 2024年6月26日
日英「永続的な友好願う」
先の大戦にも言及―天皇陛下、英語であいさつ・晩さん会―

 【ロンドン時事】英国訪問中の天皇、皇后両陛下は25日夜(日本時間26日未明)、ロンドンのバッキンガム宮殿で開かれたチャールズ国王夫妻主催の晩さん会に臨まれた。国王に続き、天皇陛下も英語であいさつし、「日英両国には、友好関係が損なわれた悲しむべき時期がありました」と先の大戦に言及。「お互いを理解し合う努力を弛(たゆ)みなく続け、永続的な友好親善と協力関係を築いていくことを心から願っています」と述べた。

 晩さん会には、ウィリアム皇太子やエドワード王子ら王族のほか、民間人も含め計約170人が出席。天皇陛下は、この日贈られたガーター勲章を身に着け、皇后さまはティアラを着用したローブデコルテ姿で会場に入った。

 国王はあいさつの冒頭、両陛下に日本語で「英国にお帰りなさい」と語り掛けた。続いて「日英両国のパートナーシップの核心にあるのは、緊密な友情です。これは、最も暗い年月をも含んだ歴史の教訓の上に築かれてきました」と述べた。

 これに対し、天皇陛下は故エリザベス女王の招待から約5年を経て訪英が実現したことを「誠に喜びに堪えません」と述べた上で、「苦難の時を経た後に、私の祖父や父が天皇としてこの地を訪れた際の思いがいかばかりであったかと感慨深く思います」と昭和天皇や上皇さまの訪英時の心情に触れた。

 現在の日英関係について「裾野が広がる雄大な山を、先人が踏み固めた道を頼りに、さらに高みに登る機会を得ている我々は幸運と言えるでしょう」と表現。今回の訪英が「次代を担う若者や子供たちに着実に引き継がれ、一層進化していく一助となれば」と述べ、「国王王妃両陛下のご健勝と、日英関係のさらなる発展と世界への貢献、両国国民の末永い幸せを祈ります」と結んだ。

 両陛下は晩さん会に先立つ同日午後、ウェストミンスター寺院を訪れ、第1次大戦以降の戦いで戦死した英国人兵士を慰霊する「無名戦士の墓」に供花した。

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