苫小牧市立中央図書館は13日、妊婦向けの絵本講座「絵本のある子育て 我(わ)が子にわくわくを自分に楽しみを」を開いた。
乳児用絵本の魅力を知ってもらおうと企画した。
同館のボランティアが、擬音で構成された「ごぶごぶ ごぼごぼ」や子どもが一口サイズにカットされたスイカ、リンゴなどの果物を食べる様子を描いた「くだもの」などお勧めの絵本を紹介。実際に朗読し、抑揚をつけてゆっくりと読み聞かせるのがポイントなどとアドバイスした。
妊婦、母親同士で交流をする時間も設けられ、参加者は子育て情報を交換するなど、リラックスしながら穏やかなひとときを過ごした。
3歳の娘がいる市内春日町の長南由梨さん(32)は「子どもが絵本好きなので、いろいろな作品を知ることができて良かった」と話した。