「味付ジンギスカングランプリ」ニューウエーブ部門 グランプリ受賞 何度も試作し製品化 市原精肉店  厚真

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  • 2024年6月25日
「味付ジンギスカングランプリ」ニューウエーブ部門 グランプリ受賞 何度も試作し製品化 市原精肉店  厚真

 厚真町表町の市原精肉店(市原泰成代表)の「スパイシージンギスカン」が、全国のジンギスカン商品を審査する「味付ジンギスカングランプリ2024」(ミート・アンド・ライブストック・オーストラリア主催)のニューウエーブ部門で、グランプリを初受賞した。7日に東京で行われた表彰式で賞状を受け取った市原代表(35)は「何度も試作、試食を繰り返して製品化した商品。とてもうれしい」と喜んだ。

 同グランプリは、ジンギスカン業界を盛り上げ、羊肉需要を高める目的で、豪州の生産者団体が22年に始めた。部門は、対象を豪州産羊肉を使った市販商品とする「一般」と、新しい発想の商品とする「ニューウエーブ」がある。

 今回、ニューウエーブ部門には全国から18商品が出品された。最高位に選ばれたスパイシージンギスカンは、肉質が軟らかく、脂身の少ない豪州産マトンのロースを使用。味はスパイスの香りが際立ち、辛味が少なく、子どもやジンギスカンに臭みを感じる人も食べやすいという。審査員から「食べていて次から次へと手が伸びる」などと評価された。

 同商品の開発のきっかけは、20年に共通の知人を通じ、市原代表の元に札幌市のスープカレー店「タイガーカレー」の関係者からコラボレーションを打診されたこと。市原代表は店舗でスープカレーを食べ、「羊肉に合うスパイスがある。商品化すればジンギスカンの新しい可能性を生み出せる」と応諾した。その後、同スープカレー店のスパイスを十数種類使って自店の生たれと合わせ、配合比率や甘さなどを調整。同年秋に完成させて、販売している。

 市原精肉店は1968年の創業以来、自家製たれに漬け込んだジンギスカンが人気商品。22年には「塩コロジンギスカン」が、同グランプリでグランプリに次ぐ豪州大使館賞を受賞している。市原代表は「(今回の受賞を通じ)新しい味がジンギスカン文化を広げるのではと期待している。これからも羊肉の食べ方の提案や普及を続けたい」と話した。

 スパイシージンギスカン(400グラム)の店頭価格は1280円。オンラインショップでも購入できる。グランプリ受賞後、東京などの事業者から注文の問い合わせが寄せられているという。

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