元交際相手の男に懲役30年求刑 弁護側はストーカーを否定―博多女性刺殺・福岡地裁

  • ニュース, 国内・海外
  • 2024年6月25日
元交際相手の男に懲役30年求刑
弁護側はストーカーを否定―博多女性刺殺・福岡地裁

 福岡市博多区のJR博多駅近くの路上で昨年1月、会社員女性が刺殺された事件で、殺人などの罪に問われた元交際相手、寺内進被告(32)の裁判員裁判の公判が24日、福岡地裁(冨田敦史裁判長)であり、検察側は「残忍極まりない犯行」などと非難し、懲役30年を求刑した。この日で結審し、判決は28日。

 公判では弁護側の最終弁論も行われ、ストーカー規制法違反罪について無罪を主張。「懲役17年が相当」と訴えた。

 検察側は論告で「女性に落ち度はない。女性が寺内被告について警察に相談したことを逆恨みした」と主張。事件時、同被告が包丁で17回以上女性を突き刺し、傷の深さは20センチに達していたとし、「強固な殺意に基づく、残忍極まりない悪質性の高い犯行」と述べた。

 弁護側はストーカー行為を否定し、「寺内被告は携帯料金支払いのために偶然、女性の職場付近にいた」などと反論。持っていた包丁は護身用で、「偶然が重なった。計画的ではない突発的な犯行だった」と訴えた。

 法廷では、検察官が女性の母親の意見を代読。母親は「できるだけ長く刑務所にいてほしい」などと訴えた。最終意見陳述で寺内被告は「毎日後悔している。申し訳ございません」と謝罪しつつ、「待ち伏せなどはしていません」と語った。

 起訴状によると、寺内被告は2023年1月16日夕、勤務先から帰宅する川野美樹さん=当時(38)=を待ち伏せして追い掛け、博多駅前の路上で、胸などを刃物で複数回刺して失血死させたとされる。

 寺内被告は、22年8月に博多区の路上で男性を殴って重傷を負わせたとする傷害罪にも問われ、福岡地裁は裁判員裁判に先立つ区分審理で有罪の部分判決を出した。28日の判決では、この傷害事件も含めて量刑が言い渡される。

こんな記事も読まれています

    •          苫小牧民報創刊75周年記念講演             豊丘村制施行70周年記念講演 入場無料 三國清三シェフ 「70歳からの挑戦」   講師 三國 清三 氏 日時 6月7日(土) 令和7年 開演15時

    • 2025年7月22日
  • テストフリー広告

       苫小牧民報社創刊75周年記念講演会 入場無料  【講師】アルピニスト 野口 健氏  【演題】富士山から日本を変える  ~山から学んだ環境問題~  日時・会場・申込・問合せブロック  2025年(令和7年)8月9日(土)

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
ニュースカレンダー

紙面ビューアー