日台友好議員連盟を設立 友好深める一歩に期待 白老町議会

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  • 2024年6月22日
日台友好議員連盟を設立 友好深める一歩に期待 白老町議会

 白老町議会は21日、町議14人全員で構成する町議会日台友好議員連盟(会長・小西秀延議長)を設立した。同町は台湾花蓮県秀林郷と友好交流推進協定を結んでおり、設立は台湾の領事館に当たる台北駐日経済文化代表処札幌分処の粘信士処長からの提案がきっかけとなった。連盟では同郷との交流を行政だけでなく民間でも進めるため、友好を深める事業を重ねていく。

 白老と台湾は、白老のアイヌ民族と台湾の原住民タロコ族が親睦を重ねてきた経緯があり、2014年2月に白老日台親善協会が設立され、民間交流が続いている。22年8月には町と台湾秀林郷が友好交流推進協定を結び、今年3月には同郷から役場職員による訪問団が初来町。行政交流も生まれた。4月の台湾東部沖地震発生後は、町民らが被害を受けた同郷への募金活動を展開し、町と町議会は災害見舞金を送っている。

 粘処長は、交流の活発化に注目。町議を町民の代表者と位置付け、今年に入って、民間交流の拡大、活発化を進める議員連盟の設立を提案していた。

 同連盟は、同日の定例会6月会議終了後に町議会議事堂で開かれた設立総会をもって設立された。来賓に粘処長を迎え、町と台湾との友好促進や関係強化などの目的(第2条)や、日台友好に関する交流や啓発などの事業(第3条)といった計10条から成る規約案を承認。小西議長を会長に選出した。

 小西会長は「白老と台湾の友好の絆が今後ますます発展していくことを心から願う」と述べ、粘処長は「白老と台湾の距離は遠くとも心は近い。行政だけでなく民間での交流が盛んになることが重要。(議員連盟設立が)両者発展の一歩になる」と今後に期待した。友好の証しとして、小西会長はアイヌ文様をあしらった伝統衣装ルウンペのミニチュアを、粘処長はクジャクの金細工を互いに手渡した。

 11月には大塩英男町長と小西議長らを含む白老アイヌ協会関係者らが同郷を表敬する。台北市で開かれる「台湾国際旅行博」で観光PRを行う予定で、この機に現地で同連盟の周知に努め、活動の足掛かりをつくりたい考えだ。

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