白老商業振興会(村上英明理事長)は15日、町民ら計20人とJR白老駅南口広場ロータリー周辺の花壇4カ所にマリーゴールドやブルーサルビアの花苗960株を植栽した。同ロータリー周辺での町民との花壇整備は初めてで、村上理事長は「まちの顔を町民と一緒に花で彩ったことに意味がある」と語った。
同ロータリー周辺は道道白老停車場線に当たり、道室蘭建設管理部が管理。美しい駅前で来町者を迎えたいと、振興会では5月中旬、道に花壇整備を打診した。さらに「駅前が観光客だけでなく町民にも憩いの場となるよう、町民と一丸となった活動にしたい」と参加者を公募。5人ほどが集まり、会員と共に植栽作業に汗を流した。
この日は町道中央通り(通称大町商店街通り)沿いの花壇にもマリーゴールドなどの花苗約500株を植えた。町大町の団体職員、鴻野聡子さん(53)は「駅前を花で彩りたかったので、公募に喜んで参加した。オレンジの花がきれいですね」と話していた。
振興会では、町民との花壇整備を毎年の取り組みとする検討を進めるという。