北海道日本ハムファイターズしらおい後援会(田野島靖会長)は13日、白老町大町のふれあい広場で、白老小学校と萩野小学校の児童6人で構成する少年野球チーム「白老町少年野球クラブ」(工藤剛監督)にプロ野球日本ハム―ソフトバンクホークス戦(30日、エスコンフィールド北海道)の観戦チケット40枚と野球ボール1ダースを寄贈した。
チケットは球団から提供され、後援会では地域貢献で2007年から毎年、町内の福祉施設や専門学校などに寄せている。コロナ禍で20、21両年は中止し、22年から同クラブに寄贈している。
この日は役員3人が広場を訪れ、工藤監督(62)にチケットなどを手渡した。田野島会長は子どもたちに「本場の野球選手の活躍を見て、将来はプロ野球選手を目指して」と激励。キャプテンで捕手の仙田琥汰朗君(11)=白老小6年=は「29日が誕生日なのでプレゼントのよう。打者の動きや打撃に注目していきたい」と笑顔を見せた。工藤監督は「2年続けてエスコンフィールドで子どもたちに観戦させることができ、夢のよう」と感謝した。
白老町出身のプロ野球選手には、同クラブの前身球団「緑丘ファイターズ」の選手で、埼玉西武ライオンズの外野手若林楽人選手(26)などがいて、活躍は球児の励みになっている。