白老町の大塩英男町長は14日に定例記者会見し、町制施行70周年の機運を盛り上げるため、若手町職員有志のアイデアを採用し、記念ポロシャツを製作したことを発表した。毎週水曜日や毎月7が付く日(7、17、27日)、町が関わるイベント開催時などに町職員が着用する。希望者には販売し、申し込みは21日まで受け付ける。
シャツの色は町旗の地色のえんじ色。左腕上部に白老町の位置を示した道内地図、右腕上部に今年度更新し小中学校の給食トレーにあしらった白老牛のイラストを用いた。背面と右胸には数字の「70」をあしらい、背中側に町章、胸側に「SHIRAOI」の文字を組み込んだ。
サイズはSから5Lまで7種類あり、いずれも価格は3300円。問い合わせ、申し込み先は町総務課。
大塩町長は記念ポロシャツを着て会見に臨み、「町民の皆さんと町制施行70周年の機運を盛り上げていきたい」と語った。
18日に始まる町議会定例会6月会議では、2024年度一般会計の補正予算案として1億8142万5000円を追加し、一般会計総額を120億5142万4000円とするほか、議案8件を説明した。
補正予算の主な内容は、スポーツ習慣化定着事業に1239万5000円。町内12カ所にスポーツトレーナーを巡回派遣し、健康増進につながる指導を行う。新型コロナウイルスワクチン接種支援事業には2792万円を計上。65歳以上または60~65歳未満の町民の1回当たりの自己負担額を見込額が1万5300円のところ3000円とする。対象者は2235人を見込む。
また、高校生以上の町民約6100人に民族共生象徴空間(ウポポイ)の年間パスポート無料引き換え券を7月上旬から、町内の1歳~小学6年生計667人に町虎杖浜の庭園施設ナチュの森の利用券(1人3000円分)を6月末までに郵送することも発表した。