湖の自然 次世代に受け継ぐ

  • 支笏湖日記, 特集
  • 2024年6月14日
湖の自然 次世代に受け継ぐ

 街中を通り抜け、木々で覆われた緑の回廊を走り抜けていくと、まもなく山々と湖に溶け込みそうな支笏湖温泉へと着きます。今の季節はクロツグミやオオルリなどの小鳥の美しいさえずり、ツルアジサイのかわいい白い花が出迎えてくれます。

 支笏湖温泉には駐車場、支笏湖ビジターセンター、温泉宿泊施設、商店街、遊覧船船着き場、親水広場などの施設がコンパクトにまとまり、支笏湖を満喫するための拠点となっています。

 まず、支笏湖ビジターセンターで湖の最新の情報を収集しましょう。今咲いている花たちをはじめ、遊覧船の運航、見どころ、湖の成り立ち、ヒグマの目撃、通行止めのお知らせなど、支笏湖を満喫するための情報が集められています。

 支笏湖は最大水深360メートル、日本で2番目に深く、水量も琵琶湖に次いで多い湖です。かつ、わが国有数の透明度を誇り、水質も水のきれいさを示すCODの低さで全国2位(2022年度公共用水域水質測定結果)となっています。

 このような自然環境の中で育まれたヒメマスなどの食、カヌー・カヤック、スタンドアップパドル(SUP)などの湖を活用した日常体験し得ない多様なアクティビティーが提供され、皆さまの訪れをお待ちしています。

 支笏湖を満喫するさまざまな取り組みに支払っていただく対価は、取り組みを継続し、より良くするための磨き上げのほか、支笏湖の優れた自然の保全にも生かされています。

 人が触れ合い、満喫することができる自然は、保全に努めなければ、その姿を保っていくことは難しいものがあります。支笏湖を適切に利用し、その対価が優れた自然を守ることに生かされる好循環を生み出すことにより、今の世代のわれわれだけが満喫するのではなく、次の世代に美しい支笏湖を受け継いでいくことができます。

 (支笏湖ビジターセンター所長 八川真幸)

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