むかわ町の鵡川農業協同組合(JAむかわ)は13日、シルバーカーや歩行器など福祉用品5品(30万円相当)をむかわ町社会福祉協議会に寄贈した。同町四季の館研修室で贈呈式が行われ、JAむかわの長門宏市組合長が町社協の佐藤俊博会長に目録を手渡した。
JAむかわは2014年から毎年、福祉用品を寄贈している。今回はシルバーカー1台、ベッドなどからの立ち上がりを補助する用具「たっちあっぷ」1台、歩行器1台、腰掛け便座1台、凝固剤と専用カセットフィルム3セットを贈呈した。
長門組合長は「農業の情勢は厳しいが、少しでも地域貢献につながれば」と話す。佐藤会長は「大変意義深い寄贈。頂いた器具は有効活用したい」と感謝した。竹中喜之町長は「町は地域共生社会の実現に向け、JAむかわや社会福祉協議会をはじめ、各事業所や団体と手を携えて取り組んでいく」と述べた。