アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道の選手ら4人は7日、白老町東町の白老小鳩保育園(菅井麻乃園長)を訪れ、4、5歳児22人と交流した。白老の子どもたちにもアイスホッケーに親しんでもらおうと、初めて同町の保育園を訪問した。
来園したのは、FW牛来拓都(33)、FW中屋敷侑史(26)、GK佐藤永基(23)の3選手と田中強チーフマネジャー。
園児たちはホールで準備体操をした後、選手たちとまずは鬼ごっこ。俊足のアスリートから必死に逃げ回った。体が温まったところで、いよいよシュート体験に挑戦。選手たちが見せるパスやシュートの手本に歓声を上げ、自らのスティックがゴム製ボールを見事に捉えると、満面の笑みで選手とハイタッチを交わした。
年長児の加我匠ちゃん(6)は「選手になりたいくらい面白かった。(試合を)見に行きたい」とにっこり。牛来選手は「興味を持って体験してもらうのが一番。楽しんでくれて良かった」と話した。
同園を運営する浅利学園グループは苫小牧市内の複数保育園でレッドイーグルスと交流があり、「白老町でも実施を」と要望していた。菅井園長は「プロ選手が来てくれたことは子どもたちにとって素晴らしい体験になった。今後は園として試合を見に行くなど、さらに交流を深めたい」と話した。