縄文文化を親子で学べる企画展「ナチュの森で縄文にであう展」が、化粧品製造販売のナチュラルサイエンス(東京)が運営する白老町虎杖浜の庭園施設ナチュの森の「森の工舎」で開かれている。9月30日まで。
白老町、町教育委員会、登別市教委らの協力を得た独自の企画展。
家族を大切にしていたとみられる縄文文化の素晴らしさを発信したいと、森の工舎1階に道埋蔵文化財センターから借り受けた約2メートル×3・5メートルのジオラマを設置。家屋や貝塚など集団生活の様子を分かりやすく伝えている。2階のメイン会場には、約50枚のパネルや土器などの遺物25点を並べ、縄文人の衣食住や精神性を紹介する。
同社の小松令以子社長は「小学5年生くらいが分かる内容を目指した」と話し、会場を訪れた町竹浦のケアマネージャー、大江智子さん(55)は「分かりやすい内容で縄文時代が好きになった。今後、博物館などで理解を深めたい」と意欲を見せている。
入場無料、午前10時~午後4時。水、木曜日は休み。