任期満了に伴う登別市長選(7月21日告示、同28日投開票)に5選出馬を表明した現職の小笠原春一氏(57)の後援会は2日、同市中央町のビルで事務所開きを行った。
堀井学衆院議員、辻弘之市議会議長のほか、後援会幹部ら約40人が出席した。
小笠原氏は刈田神社(市中央町)の大西俊之宮司による神事で必勝を祈願。重要施策として災害対応力の強化や子育て世帯の経済的負担軽減などを挙げ、「みんなが笑顔になれるまちを目指す。消滅可能性自治体から脱却するため、次の一手を確実に打つ」と語った。公約は、29日にも事務所で開く会見で発表する考え。
後援会の木村義恭会長は「これまでの実績を基に、現職を中心にしてまちを発展させる体制づくりをしなければ」と支援を訴えた。
同市長選に出馬を表明しているのは2日時点で小笠原氏のみ。