しらおい移住・滞在交流促進協議会は5月29日、総会をしらおい経済センターで開き、2024年事業計画で初の試みとなる東京都内での「白老町単独移住相談会(仮称)」の開催などを決めた。役員改選では熊谷威二会長(前白老町商工会長)の再任を承認した。
熊谷会長は「どの町にもない特色ある事業を構築し、移住、滞在交流を促進したい」とあいさつ。
今年度事業計画を審議し、通年での移住相談やお試し暮らしの受け入れをはじめ、町内での移住相談会の開催、移住者や移住を検討する人たちの情報交換、つながりの場となる交流会の実施を決めた。お試し暮らしをする人が長旅を経て町内入りした初日に、お茶や軽食を振る舞う新事業「おためし暮らしウェルカムセット」も盛り込んだ。
町単独移住相談会は6月16日に東京駅八重洲中央口付近の移住・交流情報ガーデンで開き、前白老町地域おこし協力隊員の安田裕太郎さん(28)によるポッドキャスト(ネット上の音声配信サービス)の公開収録を行う予定。前日15日には、東京・有楽町の東京交通会館で他の道内自治体と共に北海道移住相談会2024に出展する。
この日は昨年度、移住促進PR事業の一環で制作した移住促進パンフレット「しらおい日和」もお披露目された。