白老町統計協議会は27日、町役場で総会を開いた。2024年度事業計画を承認し、任期満了に伴う役員改選で鈴木靖男会長(83)を再任した。
来賓あいさつで大塩英男町長は「統計は政策立案の基礎。調査の意義を町として発信していきたい」と語った。
議事では、24年度事業計画・予算を承認。事業計画では、経済センサス基礎調査(6月)、来年の国勢調査への準備(10月)、農林業センサス調査(来年2月)を決めた。ほかに労働力調査、毎月の勤労統計調査や、26年に迎える設立40周年に向けて記念誌発行のための積み立てを行うことも決めた。
会員21人は国勢調査などの各種統計調査に従事。調査で作成された統計資料は、国や地方自治体の行政施策の企画立案に生かされている。鈴木会長は「来年の国勢調査は対面で行うため、現在の社会情勢を考えると大変な調査になると思うが、大過なく進めたい」と語った。