白老観光協会(福田茂穂会長、会員173人)は27日、通常総会をしらおい経済センターで開いた。委任含む150人が出席し、2024年度事業計画を決めた。
事業計画の重点目標には次の3点を掲げた。▽欧米オーストラリアをターゲットとしたアドベンチャートラベルの強化、地域独自の歴史や文化の伝承、食の情報発信などを行う事業▽白老発の着地型旅行商品の造成と販売、地域の実情に応じた旅行などに関するコンシェルジュ機能確立▽白老駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)における指定管理業務を含めた自主事業や観光大型バス駐車場などの収益事業。具体的な事業として、欧米豪州の訪日客に特化したツアーの造成や、ツアーをインターネット上で予約できる旅行会社のサイトに載せ、販売することなどを決めた。
福田会長は、民族共生象徴空間(ウポポイ)が7月で4周年を迎えることに触れ、「国、道、町を含めた関係機関と連携を密にし、年間来場者100万人の達成に向けて当協会も協力していく」と述べた。