新興住宅地が多く活気あふれる苫小牧市沼ノ端に立つ沼ノ端中について「元気で活発な子が多く、地域との連携も取れている素晴らしい学校」と印象を語る。
登別市出身で、北海道教育大学函館校卒業。前職は日高教育局で義務教育指導監。勤務経験があるのは小学校で、中学校は初めて。
これまでは一人一人に寄り添う姿勢を取り続けてきた。毎朝、児童らへのメッセージや座右の銘を黒板に書いたりプリントしたりし、学習意識の向上を後押ししてきた。今も一日一回は教室を見回り、生徒の状況把握を心掛ける。
生徒や先生には「多様性を認め合う」「自律心を育てる」「抱え込まない」の三つを呼び掛け、生徒それぞれが「この学校で良かった」と思えるようにするWell beingな学校づくりを掲げる。