白老町地域おこし協力隊員2人が25日正午~午後6時、町大町3でイベントを開催する。文化振興担当の山岸奈津子さん(43)は「春のしらおいピッツァ祭り2024」を元つぼ八駐車場で、観光振興担当の羽地夕夏さん(26)は「石川・能登の日本酒会」を書店「またたび文庫」で開く。
ピッツァ祭りは昨年試行し、今年は本格開催。白老町出身で苫小牧市在住のピザ職人熊谷宏樹さん(50)が協力し、道産食材を使ったマルゲリータ、白老町産シイタケや虎杖浜たらこを使った創作ピザを1000円で販売する(限定計80枚)。原則持ち帰りだが、会場でも食べることができる。
飲み物は町大町3のカフェバー「カイザー」が出店して提供する。熊谷さんは「熱々のピザを振る舞う機会をつくってもらい、とてもうれしい」と張り切り、山岸さんも「地域の皆さんと新たな縁が生まれたら」と期待する。
日本酒会は金沢大学卒業の羽地さんが「能登半島地震の被災者の力になりたい」と町内の有志と企画した。石川県の地酒5種類ほどを1杯500円で振る舞い、売り上げを被災地に送る催し。能登の酒を味わいながら、復興支援ができる。
いずれも開催時間内の会場の出入りは自由。