食育から

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2024年5月23日
食育から

 食料自給率37%の日本。凶作や有事で輸入が途絶えれば窮地に陥る。そこで国は今年、重要な食料や物資が国内備蓄で不足しそうになった時、農産品などの生産者には増産を、商社やメーカーには計画的な出荷調整や輸入拡大を要請する法律を定める見通し。従わなければ罰金を課す厳しい内容に切迫感を覚える。

 自給率を高めるには後継者不足の改善などが必要で、方策の一つに食育での幼小中高の連携を考えてみてはと思う。地域には農作業体験を園児にさせる子ども園、児童と地域住民で学校菜園を世話する小学校、生徒が地元農産品で商品開発をする中学校や高校がある。

 取り組みをもっと広げて連携させれば、体系的に農業と6次化を体験学習する子どもが増え、農業に関心を持って志す子も現れるのでは。植物の生育を理科、農業を社会、農作物の栄養や調理を家庭科で学び、地元食材での商品開発を総合的な学習で体験する方法もある。

 美唄市は昨年度から、小学3年生以上の総合的な学習に、地元の基幹産業の農業について教室や地域で教える「農業科」を設け、独自の読本も作って授業を始めた。食料供給基地の北海道には足掛かりにできそうな教育活動が多く、試してみても…と妄想する。(林)

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