孤独死

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2024年5月18日
孤独死

 15日付の本紙などの中面に「高齢者の孤独死6・8万人」の見出しの記事。見出しは2~3段と大きくはないが、机上に切り抜きを置き何度も読み返した。

 政府は昨年から、高齢者の孤独死、孤立死の実態調査に向けた作業を始めたそうだ。高齢化、少子化、人口の都市への集中、地方の過疎―。長く課題として挙げられながら、何ら有効な解決策を示すことのできない問題について、まず現状を掌握する狙い。今回は警察庁の行った調査の集計結果と、それを基にした推計値が公表された。それによると、今年1~3月に全国の警察の取り扱った6万466人の遺体のうち、自宅で亡くなった独り暮らしの人は自殺を含め2万1716人。このうち65歳以上の高齢者は1万7034人。年間に換算すると約6万8千人になるという。多いか少ないか。

 首都圏に増える高層マンションに、孤独死の死者が残し、相続もされない「遺品部屋」が増え、外装工事や建て替え計画の重大な支障になっているという。以前に見たテレビの特集を思い出した。

 内閣府がまとめた孤独死の仮の定義は「誰にもみとられることなく死亡し、かつ、その遺体が一定期間の経過後に発見されるような死亡の態様」とか。どこにでもある、人ごとではない怖い死。(水)

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