白老ペンクラブ(岩間隆一会長)は、同人誌「白老ペン」第43号を発行した。随想や短歌など計11作品を掲載する。
論考5作品、短歌2作品のほか、随想、評論、考察、俳句が各1作品。青春時代の東京暮らしを振り返った相吉京子さんの随想「続 思い出ぼろぼろ」や80歳を越えた老境を切々と詠んだ植田壽惠弘さんの短歌「老い 年の瀬」などバラエティー豊かな作品が集まった。
編集長も務める岩間会長は「会員が奮闘して書き上げた作品ばかり。ぜひご一読を」と呼び掛ける。
表紙は、道展、白老美術協会会員の小出昭三さん(故人)が町内のホロホロ岳の威容を描いた油彩画。
A4判、84ページ。60部発行し、1冊600円。町大町の喫茶休養林で扱う。