課題

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2024年3月9日
課題

 3月11日午後2時46分―。東北地方太平洋沖地震の発生日時を覚えている。地震や津波を含む全体の災害名は東日本大震災。彼岸が近づき、13年前の3月も日増しに暖かくなっていたはず。しかし金曜日の午後に、大きな揺れが関東以北を襲った。どす黒い津波が東北の沿岸に襲い掛かる様子が、テレビ画面に繰り返し映された。原発の炉心溶融まで引き起こした空前の大地震を、生涯忘れてはならないものとして記憶することにした。

 「理科年表2024」によれば、明治以降の日本の地震災害としては、1923年9月1日の関東大震災(死者・不明約10万5千人)、1896年6月15日の三陸沖地震(同2万2千人)に次ぐ大地震。東日本大震災の死者は、関連死含め1万9759人、行方不明2553人という数字が並び、多さに改めて驚く。

 この13年、年表には長野や熊本、島根などで起きたたくさんの大地震の名が並んだ。復興への道筋が見え始めた6年前の胆振東部地震もその一つ。今年、元日に発生した能登半島地震が加わった。

 週明けの月曜日は「3・11」。地震の時に何をしたか。何ができなかったかを考える日。苫小牧市で最大4万人もの死者が推計される日本海溝・千島海溝の巨大地震への備えが新しい課題だ。(水)

こんな記事も読まれています

    •          苫小牧民報創刊75周年記念講演             豊丘村制施行70周年記念講演 入場無料 三國清三シェフ 「70歳からの挑戦」   講師 三國 清三 氏 日時 6月7日(土) 令和7年 開演15時

    • 2025年7月22日
  • テストフリー広告

       苫小牧民報社創刊75周年記念講演会 入場無料  【講師】アルピニスト 野口 健氏  【演題】富士山から日本を変える  ~山から学んだ環境問題~  日時・会場・申込・問合せブロック  2025年(令和7年)8月9日(土)

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
ニュースカレンダー

紙面ビューアー