白老町議会定例会3月会議は8日、4会派の代表質問を行った。町立国民健康保険病院の事務長の上位職に理事を新設することについて、大黒克已副町長は「事務局をてこ入れする。自治体病院で事務長経験のある人を求めていく」との見解を示した。長谷川かおり氏(公明党)の代表質問に答えた。
理事は2年間の特定任期付き職員として、院長と事務長(課長職)の中間に置き、経営や会計などの業務を総括的に担う。また、病院改築業務を政策推進課から病院事務局に移管する。理事配置を含めた課設置条例の一部改正案は、本会議に提案済み。
大塩英男町長は「病院改築業務に従事する職員が病院事務局に加わることで組織体制が強化され、常に患者に寄り添った診療や対応ができる」と述べた。
代表質問では貮又聖規(みらい)広地紀彰(しん)、佐藤雄大(ひかり)の3氏も登壇し、それぞれ町政執行方針について町長の考えをただした。本会議は11日から一般質問に入る。