白老町共同募金委員会は2024年度赤い羽根共同募金のご当地ピンバッジを500個作製した。10月から年末まで行う同募金運動よりも前に500円以上の寄付で1個を贈呈している。
ピンバッジは約2センチ×2・5センチで、アイヌ民族の伝統舞踊「ク・リムセ」(弓の舞)をイメージしたデザイン。山に入った狩人が天高く飛ぶ鳥を射ようとしたが、鳥が美し過ぎてできなかった伝説に基づく。弓を構えるアイヌの男性と自然の美しさを表現している。
同委員会は16年度から毎年、町にゆかりのある題材でご当地ピンバッジやステッカーを作製してきた。担当者は「アイヌの女性をモチーフにデザインした22年度のピンバッジの在庫が少しあるので、セットとして手に取ってもらえたら」と寄付を呼び掛けている。