厚真町教育委員会は、町の出来事やイベントを写真で振り返る初企画「厚真懐かしの写真展」を町総合福祉センター1階ロビーで開いている。町の広報担当者が1986~90年に撮影した写真の中から28枚を選び、A3サイズに引き伸ばして印刷し、展示した。4月10日までで、入場無料。時間は午前9時~午後5時(土日曜日と祝日は同センターの開館日に合わせる)。
町内で撮影された昭和や平成の懐かしい写真を見てもらおうと企画。町軽舞遺跡調査整理事務所でボランティアをする町民らがフィルムカメラのネガを整理し、今回は昭和後半から平成初期の5年間にスポットを当て、思い出深い場面を選んだ。
展示される写真は、86年7月に人口約6700人の町民が作品を出品した「6700人の個展」、89年6月に開催の「第17回田舎まつりパレード」、同年7月に女性が中心となって実施した「母ちゃん運動会」など。被写体となった町民の表情はどれも生き生きとしている。
17日午前10時~午後4時には、今回展示しなかった写真を含め、100枚の写真のスライド上映も行う。町教委は「少し昔の懐かしい写真なので、多くの方に見てほしい」としており、今後も機会を設けて同写真展を開催していく考えだ。