白老町は「しらおいファンづくり事業」の一環で実施したしらおいフォトコンテストの入賞作品の展示会を16日まで、町内3カ所で開いている。白老川上流部にある町内三大滝の一つ、白老滝と紅葉を撮影した室蘭市の男性による最優秀賞作品「錦秋の白老滝」など16点を展示している。
コンテストは、写真を通じてまちの魅力を発掘、発信し、「ふるさと白老」のファンを増やす取り組み。町内にしかない風景やお気に入りの場所、暮らしの中の一こまなど町内で撮影した写真を募集した。
昨年7月3日~今年1月末まで203点の応募があり、審査の結果、最優秀賞、町長賞、プロカメラマン賞を各1点、優秀賞を3点、入賞を10点選んだ。
審査した大塩英男町長は「町ならではの自然や風景を、いろいろな角度から見てもらえたのでは。作品は町の魅力発信に活用させていただきたい」と総評。カメラマンの村上和義さん(82)=町東町=は「どの作品にも一生懸命な思いがこもっていた。町の魅力を再発見でき、町民として審査員としてうれしく、ありがたかった」と話した。
展示会場は、アヨロ温泉(虎杖浜)、町中央公民館ロビー(本町)、ポロトミンタラ内白老駅北観光インフォメーションセンター(若草町)。