安平町追分地区の飲食店を飲み歩くイベント「はしご酒」が1日、4年ぶりに開かれた。町内外から約80人が訪れ、午後6時にJR追分駅前のコミュニティースペース「ENTRANCE(エントランス)」で乾杯した後、イベントに参加する地元の14店に繰り出した。
地域活性化を目的に町民有志でつくる一般社団法人エントランスと、はしご酒運営実行委員会が主催し、町商工会が後援。2020~23年は新型コロナウイルスの影響で開催を見送っていた。
追分本町の酔笑では、参加したグループが特別メニューを味わい、笑顔で酒を酌み交わす光景が広がった。追分タイヤ商会(同町追分弥生)の佐藤玄一代表(50)は「毎回参加しているが、少しずつ改善されていて楽しく飲むことができた」と喜んだ。
一般社団法人エントランスの西村次郎理事長は「4年ぶりとなったが、大勢の人が参加してくれてうれしかった」と話した。