アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道(REH)は2、3両日、レギュラーリーグの首位を争うHLアニャン(HLA)と韓国・安陽市のアニャンアイスアリーナで直接対決する。主将のFW中島彰吾は「アウェー戦なので、まずは1戦目で勝利することに集中していきたい」と意気込む。
REHは現在、HLAと勝ち点56で並ぶも、勝利数で上回り首位。ただ、消化試合数はREHが2試合多いため、今回の直接対決が大一番となる。中島は「実質まだ2位だと思っている。ここで勝てば、まだチャンスはあると思っているので首位を狙っていきたい」と語る。
2月24、25両日の対東北フリーブレイズ戦は1勝1敗だった。「1戦目を落としてしまったが、気持ちをリセットして2戦目は次につながる戦いができた」と振り返る。試合後、荻野順二監督もHLA戦に向け「練習で取り組むブレークアウトやサポートプレーを試合で出せるよういま一度確認し、しっかりコンディションを整えて戦いたい」と話していた。
チームから8人が五輪予選に出場し、2人のけが人を抱える中、チームの状態について中島は「代表組の疲労も回復し、他のメンバーもハードな練習をこなしてきたので、コンディションもベストに近い状態。(レギュラーリーグ首位に向け)まずは目の前のゲームを一つ一つ勝っていくだけ」と闘志を燃やしている。