苫小牧署厚真駐在所と同上厚真駐在所は、交通死亡事故ゼロの日数が続くことを願って反射材付きオリジナル缶バッジを作製し、厚真町内の高齢者世帯に配布している。
バッジは白を基調に、町の公式キャラクター「あつまるくん」が警察官姿で交通安全を呼び掛けるデザイン。上厚真駐在所の井下雄貴巡査部長(33)の妻麻美さん(30)がイラストを手掛けた。
配布を始めた21日、署員4人に町交通安全推進委員や民生委員児童委員を合わせ8人が参加。豊川地区を巡回し、約20世帯に出向いて「車が見えたら、横断しない」「夜の外出には夜光反射材を身に付ける」などと記載されたチラシと一緒に配った。
井下巡査部長は「(町内で)昨年8月に交通死亡事故ゼロ2000日を達成したので、引き続き事故がないように啓発していきたい」と気を引き締め、バッジについて「季節に合わせてバッグなどいろんな物に付け替えて使ってもらえたら」と話していた。