60歳以上の町民によるスポーツと文化の祭典、第25回白老町元気まちねんりんピック(町教育委員会主催)が20日、町中央公民館で開かれた。3人1チームで競う町発祥の屋内スポーツ「ゲーリング」など5種目に92人が出場し、日ごろの練習成果をはつらつとぶつけ合った。
同祭典は健康保持、増進に取り組む高齢者たちの交流の場として四半世紀を迎える歴史ある大会。ゲーリングは町内9チーム、カーリング競技を床で行うフロアカーリングは同8チームが出場したほか麻雀、囲碁、将棋といった頭脳が決め手の種目でも勝敗を競った。
ゲーリングもフロアカーリングも、狙った場所にボールやストーンを止める技術が必要。見事なスイングや投てきが決まるたびに会場から歓声が上がり、オリンピック顔負けの興奮に包まれた。