アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道は20日、安平町スポーツセンターせいこドームで、小中一貫の義務教育学校「早来学園」(山田誠一校長)8年生(中学2年相当)と長靴ホッケーをアレンジした氷上競技「アイスゲット」で交流した。小林斗威、高木健太、入倉大雅のFW3選手と田中強チーフマネジャーが参加し、生徒たちとボールを追い掛けながら、楽しいひとときを過ごした。
レッドイーグルスはここ数年、町内で夏合宿を行っているほか、小林選手は小学生時代、地元の「安平ギャロップ」に所属していた。
3選手とも安平町(旧早来町)発祥のアイスゲットは初体験。普段と違い、運動靴で氷の上を走る競技に悪戦苦闘しながら、好プレーには声を上げて喜び、駆け回った。佐藤帆華さん(13)は「最初は怖い印象だったけれど、すごく優しく接してくれて、楽しかった」と話した。
入倉選手は「スケートと違って転ぶのが怖かったが、楽しくできた」と語り、小林選手も「アイスホッケーと違って難しい」と言いながらも「子どもたちの元気な姿を見てうれしかった」と喜んだ。高木選手は「みんな元気に走り回っていて、僕も元気をもらえた」と笑顔を見せた。