白老町の仙台藩白老元陣屋資料館で17日から、節句企画「麗しのひな人形展」が開催される。昭和から平成の時代にかけて作られた七段のひな飾り5組が展示され、一足早く春の雰囲気が楽しめそうだ。
飾り付けは15日に友の会会員らによって行われ、館内ロビーにはつるしびな10点も設置した。武永真館長は「かつては家に飾ったひな人形も、今では見られなくなったところが多い。豪華なひな飾りが一堂に会したところを見て、白老の春を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。
桃の節句の3月3日が展示の最終日で、同日午前11時から「おひなさま」の折り紙工作や抹茶体験が楽しめる「小さなひな祭り会」を開く。甘酒や和菓子も振る舞われるという。定員10人で、参加費は入館料と別に300円。
開館時間は午前9時半から午後4時半(月曜休館)。入館料は大人300円、小中学生150円。町民は無料。問い合わせは同館 電話0144(85)2666。