厚真町は9日、町内の災害復旧工事に従事しながら地域貢献にも寄与したとして、苫小牧市日の出町の盛興建設に感謝状を贈った。
同社は、勇払東部地区のウクル川井堰撤去など一連の工事や道道平取厚真線の長寿命化工事など北海道開発局、胆振総合振興局、室蘭建設管理部発注の5工事を担当。その傍ら、9月に厚真高校の競歩大会で使用する路線の草刈りを行ったほか、11月には厚真中央小学校の通学路とグラウンド、厚真放課後子どもセンターの落ち葉清掃をボランティアで実施した。また町の図書室にタブレット2台を寄贈した。
宮坂尚市朗町長は「胆振東部地震の復旧から復興、その先の地方創生に向かっていくことができた。今後未来に向かう投資が必要になるが、そのために皆さんの技術革新に期待している」と謝辞を述べた。
感謝状を受け取った同社の原広吉社長は「いろんなことで厚真町にはお世話になっている。今後もボランティアを続け、少しでも地域のお手伝いができれば」と意欲を示した。