厚真町の厚南中学校(石崎和昌校長)は8日、上厚真小学校6年生の一日体験入学を行い、合わせて中学校について伝える会を開いた。6年生が中学校に入学後、スムーズに学校生活を過ごせるように小中一貫で取り組む活動の一環。4月に入学を予定する11人に学校行事や小学生との違いなどをアドバイスした。
中学生は、スポーツフェスティバルや学校祭などの行事をはじめ、学校独自に行う校則について考える会やいじめ撲滅集会について紹介。委員会ごとの発表では、厚南中で徹底している3段階動作(しっかり足を止めて、あいさつして、礼をする)を基本にしたあいさつや言葉遣い、正しい服装や頭髪について、デモンストレーションを交えながら説明した。
後半にはグループに分かれての座談会も行い、学年の垣根を越えた縦割りの活動や部活動についてもアピールした。上厚真小の中居侑大君(12)は「スポーツフェスティバルが楽しそうだと感じた。中学校ではバドミントンをやりたい」と春を心待ちにしていた。