安平町は、移住定住施策の一環として、町早来栄町の町有地を条件付きで売却する。3月1日から申し込みを受け付ける。
売却するのは早来栄町109の町有地。アパートなど民間賃貸共同住宅の建設用地として販売する宅地(約1130平方メートル、1350万円)1区画と、一般住宅建設用地として提供する宅地(322~395平方メートル、384万~470万円)の4区画。詳細や申込用紙は、町ホームページからダウンロードできる。
町によると、魅力ある子ども園や町独自の社会教育事業「あびら教育プラン」、小中一貫の義務教育学校早来学園の開校などにより、町内は2022、23年と転入者が転出者を上回る「社会増」に転じた。町民や移住検討者から住まいに関する問い合わせも相次いでおり、町有地を購入してもらうことで移住定住を促進する考え。町政策推進課の担当者は「住宅建設用の土地をお探しの方は、ぜひご検討を」と話している。
問い合わせは同課 電話0145(22)2751。