白老山岳会(鈴木靖男会長)が主催する「氷瀑ツアー」が3日、白老町森野地区で行われた。山北沢やカジカ沢の滝を巡る行程で、町内外から24~74歳の44人が参加。滝が凍ってできた巨大な氷のカーテンの神秘に息をのんだ。
一行は、町森野のホロケナシ駐車場から山北沢の滝を目指して出発。カジカ沢の滝では高さ約15メートル、幅約30メートルのつららを背に記念撮影し、厳冬期の自然の造形美を堪能した。昼食と共に同会が用意した甘酒で体を温め、帰路に就いた。
同会の事務局担当者は「今年は暖かい日もあったので氷のカーテンは、例年の半分の出来栄えだった」と話していた。氷瀑は、20日ごろまで楽しめるという。