安平町は、子育て・ファミリー世代向けの住まいを充実するため、町内でアパートなど民間賃貸共同住宅を建てる個人や事業者に建設費用の一部を助成する取り組みを継続する。町内建設業者が施工する場合、1戸当たり150万円、最大で1棟1200万円を補助。町は建設を企画提案する個人、事業者を募集している。
子育て・ファミリー世代が安心して暮らせる住宅を確保することで移住定住につなげるのが目的。
募集する内容は▽2LDK以上▽子育て世代に配慮した設計▽月額家賃設定▽建設場所―などとし、来年3月末までに建てることが条件。助成金額は町内の施工業者の場合1戸当たり150万円、町外業者の場合同条件で100万円。企画提案書の提出期限は4月10日。
町によると、ユニークな子ども園や小中一貫の義務教育学校「早来学園」の開校で全国から注目を浴び、同町の転入者が転出者を上回る「社会増」に転じる一方、早来地区では住まいの確保が喫緊の課題に。今年度は2事業者から提案があったが、選ばれるまちを目指し、さらに充実させる。
問い合わせは、町政策推進課 電話0145(22)2751、電子メールm-suishin@town.abira.lg.jp