厚真町で育つ子どもたちに、地元での学びや経験を通じて身に付けてほしいことを町民が立場や世代の垣根を越えて考える「あつひゃく~100年先の厚真を創る 100の学び場プロジェクト」(町教育委員会主催)が30日夜、町総合福祉センターで開かれる。3月まで3回にわたって実施し、子どもたちの成長のためにできることなどを話し合っていく。
「あつひゃく」は未来の厚真をつくる子どもたちにしてほしい学びや経験について、町民全体で考えていく事業。探究心、想像力、思いやりなど子どもらに望む力や願いについて話し合い、キーワードになる言葉や実現に向けてできることを考えていく。
2022年度に始め、同年度の話し合いで出されたアイデアを基に企画されたのが、厚真未来カレッジ「アツカレ」。23年11月に町内で開催され、世界的に活躍するスポーツ選手や起業家による講演会などが実現した。
30日は、22年度の話し合いや23年度の取り組みを振り返った後、厚真の魅力、子どもらへの思いや願いについて、参加者同士で共有する。続く第2回(2月27日)は、思いや願いの実現に向けてアイデアを出し合い、グループに分かれて議論を深める。最終第3回(3月26日)は同町での学びについてキャッチコピーを考えていく。
いずれも同センターで午後6時半から2時間程度を予定している。町内外の中学生以上が対象で、各回のみの参加も可能。
申し込みはQRコード、または電話で受け付ける。問い合わせ、申し込みは、町教委生涯学習課社会教育グループ 電話0145(27)2495。