厚真町の厚南中学校3年の北島未聖さん(15)、大捕瑚々奈さん(15)が2月3~6日、長野市オリンピック記念アリーナ(エムウェーブ)で開催される第44回全国中学スケート大会(日本中学校体育連盟など主催)のスピードスケート競技に出場する。2人とも今月上旬に釧路市で開かれた北海道中学校スケート大会の各種目で予選突破となる24位以内に入り、代表権を獲得した。
2年連続出場となる北島さんは、女子1500メートル、3000メートルの中長距離の2種目を専門にする。中でも3000メートルは全道中学で6位に入賞し、その後、青森県八戸市で行われた全日本ジュニア選手権大会でも4分51秒台と自身の記録を更新した。昨年の全国中学では思うような結果を出せなかったが、集大成となる今回は「自己ベストを出したい」と雪辱を期す。
初の全国中学出場となる大捕さんは500メートル、1000メートルの短距離2種目にエントリー。バッジテストA級の基準となる500メートル45秒、1000メートル1分32秒を目標に設定し、「しっかり落ち着いて滑り切って、悔いの残らないレースにしたい」と静かに闘志を燃やす。
2人は23日に町役場を訪れ、意気込みを語った。宮坂尚市朗町長は「高い目標を持って全国大会にチャレンジして。うれしい報告を期待しています」と激励した。