金銭トラブルも、見えぬ動機 女が主導か、解明急ぐ―2遺体発見から1週間・警視庁

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  • 2024年1月25日
金銭トラブルも、見えぬ動機
女が主導か、解明急ぐ―2遺体発見から1週間・警視庁

 東京都足立区の民家で住人の自営業高橋徳弘さん(55)と妻希美江さん(52)の遺体が見つかった事件は、25日で発覚から1週間となる。死体遺棄容疑で逮捕されたフィリピン人の職業不詳モラレス・ヘイゼル・アン・バギシャ容疑者(30)は、過去に交際していた高橋さん夫婦の長男(31)との間に金銭トラブルがあったとされ、事件で主導的な立場だったとみられる。ただ、容疑を否認しており、動機はいまだ判然としない。

 事件を巡っては16日夜、外出先から帰宅した長男が玄関などに複数の血痕を見つけ、「両親の行方が分からない」と110番した。民家を調べた捜査員は18日、床下からビニールシートにくるまれた2人の遺体を発見。警視庁は周囲の防犯カメラの捜査などで浮上したモラレス容疑者と、フィリピン人の職業不詳デラ・クルース・ブライアン・ジェファーソン容疑者(34)を死体遺棄容疑で逮捕した。

 デラ・クルース容疑者は手をけがしており、現場に残されていた血痕と同容疑者のDNA型が一致した。

 千住署捜査本部などによると、モラレス容疑者は定住者の在留資格を持ち、埼玉県内の病院で看護助手として働いていた。デラ・クルース容疑者は昨年7月に技能実習生として来日し、茨城県土浦市に住んでいた。2人はフィリピン時代からの友人とされるが、デラ・クルース容疑者は高橋さん夫婦と面識がなく、「頼まれて手伝った」という趣旨の話もしている。捜査関係者は「モラレス容疑者に主導権があったのではないか」とみる。

 「以前は上野や浅草のフィリピンパブで働いており、オーナーの息子との間に子どもがいると聞いた」。モラレス容疑者を知る男性はこう明かす。「温厚で優しく、客から人気だったが、いろいろな人から金を借りていた」と振り返る。

 モラレス容疑者は高橋さん夫婦の長男に数十万円の借金があり、長男らは金銭トラブルとして警察に相談していた。一方で、高橋さん宅にあった高級腕時計などの貴金属は奪われずに残っていた。捜査本部は24日、モラレス容疑者の自宅を家宅捜索しており、全容解明を急いでいる。

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