アイヌ民族文化財団と能楽協会による「アイヌ文化×能楽」の特別公演が28日午後2時から、白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)の体験交流ホールで開かれる。
ウポポイの伝統芸能チームがアイヌ民族の正式なあいさつを格式の高い特別な言葉を使って行う「ウウェランカラプ」のほか、伝統芸能「イノミ」を上演する。能楽は伝統演目「船弁慶」が披露される予定。平家物語をモチーフにした内容で、源義経と静御前の別れや船旅の一行を襲う平知盛の怨霊との一幕を武蔵坊弁慶の語りを中心に展開する。
定員は最大300人、鑑賞無料(ウポポイの入場料は別途必要)。午後1時半までにホールに入場する。途中休憩を挟み、同4時終了予定。入場料は大人1200円、高校生600円、中学生以下無料。