白老、安平、むかわの3ライオンズクラブ(LC)の合同新年会が21日、むかわ町の道の駅「四季の館」で開かれた。各クラブの会員や来賓など約50人が出席し、友好の輪を広げるとともに、今後に向けて結束を強めた。白老LCは今年、創立60周年の節目を迎え、むかわ、安平両LC共に50年を超える歴史を持つ。
むかわLCの小坂利政会長は「合同で新年会を開催できることをうれしく思う。この機会を契機に絆を深くし、まとまり、社会に貢献できるLCとしていくことを期待している」とあいさつ。開催地を代表した竹中喜之町長は、胆振東部地震からの復興過程や記録的不漁が続いている鵡川ししゃもについて紹介しながら、「試練の時、困難の時こそ発展という言葉があるが、今年は北海道いぶり五大遺産の一つでもあるむかわ竜の年。会員の皆さんの健勝とLCの飛躍を」と述べた。
また、むかわLCの新入会員入会式も合わせて行われ、3人が新たに仲間入り。白老LCは10月に60周年記念式典を予定していることを取り上げ、協力を呼び掛けた。懇親会では料理やむかわの地酒を囲みながら、近況を報告し合ったほか、抽選会などを楽しみ、親睦を深めた。