子どもの健全育成と親同士の交流に活動する「しらおい親と子の劇場」(三河和枝運営委員長)は21日、臼ときねを使った餅つきを3年ぶりに白老町緑丘福祉館で行った。町内の親子約40人が参加して楽しんだ。
日本の伝統行事を親子や異年齢の子どもで楽しんでもらいたいと企画した。
会員が臼ときね、蒸したもち米約8キロを用意。子どもらは周囲の「よいしょ、よいしょ」の掛け声に合わせて元気にきねを振り下ろし、正月気分を満喫した。
三河運営委員長は「地域の保護者や異年齢の子ども同士で育ち合う会。集いを通してつながりを強めたい」と話している。
同会は定期的な舞台鑑賞や焼き芋会など季節を楽しむ自主活動を行う会員制の町民有志団体。入会金は200円で月会費は3歳以下が無料、4歳以上は1000円。問い合わせはしらおい親と子の劇場 電話0144(82)6299(火、金曜の正午~午後3時)。ほかの時間帯は三河運営委員長 携帯電話080(3128)1246。